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カナダの保育園事情
2009/02/02(Mon)
カナダの託児所

40才を過ぎてから留学を決め、家族でカナダに来るにあたり色々な障害がありました。今回の留学は家族の理解と協力なしには実現しなかったと思います。
ここにいる間、自分は一週間のほとんどを学校で木工して好きに過ごします。その間、家族が犠牲になってしまいます。少しでも楽しく有意義な時間を過ごせる方法を探しています。

その一つに、来る前より子供をカナダの幼稚園に行かせようという計画がありました。
来て1ヶ月たち、少し生活に慣れてきたところで幼稚園・保育園探しを始めました。
ところが実際は、日本と大夫事情が違っていました。
勝手な想像では、北米では幼い子供がいても夫婦ともにキャリアを持って働いているイメージがあり、保育事情はかなり充実していると思っていました。ところが、保育施設を探していると、子供を預けて共働きすることは難しく、多くの犠牲を払わないとできないことだということが分かって来ました。

まず、カナダには日本のような公立の保育園・幼稚園がありません。
あるのは私立の幼稚園と多くの個人の経営する小さな託児所です。
さらに子供を必ずしも保育園・幼稚園に行かせる必要があるとは思っていないようです。

毎日やっている施設はここにはほとんどありません。時間も場所によりまちまちです。
人件費が高い国なので保育費もかなり高いものとなります。半日25から30ドル程度が相場ではないでしょうか。
本当に常勤で働くには、いくつかのところを掛け持ちして預けるか、フルタイムのベビーシッターを雇うことになります。ベビーシッターを募集する広告も時々見かけます。
託児所であれば、費用は朝8時半から4時までで少なくとも月に800ドルから1000ドルくらいはかかります。日本の保育所事情はかなり恵まれていると感心しました。

5才と3才の二人の息子がいる木工家の知り合いがいます。保育費が高いとのことで薬剤師の奥さんが週に4日、木工家の彼が週に3日働いて、後の日は交代で子供達の面倒を見ているそうです。

街の小学校の隣りに幼稚園があり見学に行きました。
生徒数は20人、3才から小学校入学前までの子供が来ています。
驚いたのは、週に3日のみで時間も午前9時から11時半までの2時間半のみです。

面接の翌日、幼稚園が忙しく、英語を話せない子供は大変で前例がないので預かりたくないとの遠回しの断りの電話がきました。
結局、人の紹介で個人の経営する小さな託児所に当初は週3回、現在は週2回通っています。
それに加え、隣り街の支援センターに週1回、教会のボランティアに週1回通っています。
今のところ息子はかなり気に入って楽しんでいる様子です。

これから家族でカナダに来ようと思っている人のために。
子供が小学校・中学校であれば、義務教育なので街の学校に入学することができます。
普通はスクールバスがあるので通学の心配もほとんどいりません。

小学校入学前であれば、その街のフリーペーパーの広告欄か、電話帳に規模の大きな保育施設は出ています。後はアポイントを取って直接見学に行くと良いと思います。

小さな個人の託児所の情報はほとんどありません。同じ子供を持つ親を探し、口コミで探すのが一番だと思います。
また、日本人で英語が話せない子供はかなり敬遠されると感じました。地元の知り合いか学校の人に一緒に見学に行ってもらうと話がスムーズに進みます。
また、日本の育児支援センターにあたるものが数多くあります。日本のように親同士が団体になっていないので初めて訪れても問題はないようです。他には教会の運営しているボランティア等、探せば結構使えるものがあります。

何を探すのにも地元のフリーペーパー(フライアーとも呼ばれる)、電話帳は情報源として非常に役立ちます。とくに電話帳は地元の地図、世界の時差と国外への電話のかけ方、バスやフェリー等の運行経路、通貨、非常時のことなど地球の歩き方のような情報もでています。

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