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前期の作品 2
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2009/01/14(Wed)
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前期に制作した作品の続きです。
![]() ![]() カナダ、トロント出身のスティーブの作品です。元コンピューター関係のエンジニア、早期にリタイアして木工を始めました。仕事の効率の良さは見ていてとても参考になります。正面のドアの鏡板はリンゴの木、本体と枠はブラックウォールナット、抽斗の前板はニレの木です。シンプルに見えますが59個の部品から出来ています。これを作る際、マシーンルームでは一度も定規を使わず、すべてストーリースティック(盛り込み棒;長さを本体から実測でひろって印を付けた棒)を使って切るように努めたそうです。定規を使わないのはクレノブスタイルの一つです。 ![]() ![]() クレイグの作品です。スウェーデン系のアメリカ人で作品も北欧のデザインを感じさせます。かなり綿密に計算して制作しています。アビュータスという地元の木と抽斗の前板には杢の入ったメープルを使っています。 ![]() カナダ、アルバータ出身のブラッドです。自分のベンチのとなりでベンチメートです。制作はかなりラフなスケッチで始まり、作りながらどんどん変化していきます。失敗も多いのですが、取り返しの付く失敗で、それを繰り返しながら作品が出来てい来ます。制作しながら変化していくのもクレノブスタイルです。 ![]() ![]() 自分が制作したものです。本体にニレの木、抽斗の前板にオリーブ、背板にピーカン、取ってにチークを使っています。正面のドアはS状に、側面も曲面に鉋で削り出しています。左右の側面は対称ではありません。 この学校に来るまでは湿度による木の動き以外に木目を気にしたことはほとんどなく、いかに無駄を減らすように木取りするかを考えていました。木目を考えることは今回のテーマの一つです。この作品ではすべてにおいて木目を考え、この小さなキャビネット(450×160×125mm)を作るのに、幅600、長さ1800mm、厚さ55mmのニレを使用しています。信じられるでしょうか。 ここではどのように作ったかは細かくは書きませんが、ほとんどすべての制作行程が日本で学んだものと異なっていました。 また、これを制作する課程で必要な西洋鉋4本、ノミ、ナイフ、自由定規、ダイアゴーナルスティック、ヒンジ、キャッチ、壁掛け用の金具を自作しています。 ![]() 前回紹介したアイルランド出身、ファーガルの作品です。チークを使用したキャビネットです。トップが日本のカブトやトリイを思わせる形をしています。これに限らず、こちらの創作家具には日本のモチーフを使ったものが数多くあります。たんす・障子・和紙・組子などは好んで用いられます。 抽斗が取り外されていたため内部の写真はとりませんでした。 ![]() カナダ、トロント出身で20年以上俳優をしていたジョディーの作品です。マホガニーを使ったコーヒーテーブルです。他にも同じ形のものを作っていますが、そっちの天板にはきれいな彫刻が施されていたした。蟻組の抽斗が一つ付いています。 他にもまだ制作中の作品があるので、完成次第写真をアップしようと思います。 にほんブログ村 |
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